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こんにちは!
大沢川における6月の定点調査の結果について報告させていただきます。
今回は二度目ということもあり、一年生たちにもphや水温の測定、川底の様子の確認をしてもらいました。先輩たちのサポートもありましたが、徐々にやり方を覚えて始めているようなので嬉しいです。
phや水温の測定をしていると、上の方からひらひらと大きな蛾が飛んできて、対岸の草の上に止まりました。珍しいので川を渡って捕りたかったですが、川にバシャバシャと入ってしまうと川底の様子がわからなくなってしまうのでグッと我慢!
綺麗なので写真を撮っておきました。
ヤママユでしょうか・・・?
事前の測定も終わり、いざ川に入ろうとした時にまず気づいたことは 、モクズガニと思われるカニのしたいが川底に多く見られたことです。詳しい原因はわかりませんが、事前の測定でphが以前よりかなり高くなっていたことが関係しているのかもしれません。
大沢川という川は、住宅地のあいだを流れており、生活排水等で人々の生活の影響を受けやすい川です。今回のphの上昇も生活排水中に含まれる洗剤などによるものなのかもしれません。
上流の方へ進んでいくと、水路からの流れ込みにより作られた深みになっている場所があります。そこには他の浅いところにはいないような大型のオイカワがたくさん泳いでいました。網を持って捕獲しようとしましたが、オイカワという魚はすごく素早い!なかなか捕まえられません。
↓ オイカワを捕まえようと奮闘する部員達
調査時間が終わると、次は同定と数とサイズの測定です。
今回は1年生たちにも測定を手伝ってもらいましたが、たくさん捕れた魚種は数えたりサイズを
測るのは難しく、かなり手間取っている様子でした。
捕れた魚はウキゴリの仲間やシマドジョウがほとんどでしたが、ナマズの子供やオイカワなんかも捕れていました。他にもアメンボやマツモムシ等の水生昆虫も見られ始めたので、暖かい季節になってきたなぁと思いました。
夏になればいろいろな魚や水生昆虫が見られるようになるので、次回以降の定点調査では何が捕れるのか楽しみです!
今回は梅雨に入ったこともあり、定点直前まで雨の心配が尽きず、当日も今にも降り出しそうな曇り空でした。
しかし、そんな天気の中でも部員たちは…
ガンガン行きます!
一年生もコツをつかんだようで、先月よりも活発に採集していました!
女の子だって負けません!
魚が隠れていそうな「すみっこ」を狙います。
30分の採集時間が終わると同定、測定の時間です。
今回の調査で採れた魚を見てみると…
「なんか全体的にみんな小さい?」という印象でした。
どうやら今年孵化した個体が多く、今は成長期のようです。
そんな中でも彼らはデカかった…!
モクズガニです(実は上海ガニの親戚!)
周りの生き物が小さめなので余計に迫力がありました。
今回採れたのはアユカケ、スミウキゴリ、シマヨシノボリ、モクズガニ、カワニナでちょっと種数としては少な目でした。
最近の雨によって水量が増していて採りにくかったことが原因?かもしれません。
以上が新川の6月定点調査結果報告になります!
次回もお楽しみに!
三保真崎の定点調査です。
真崎は釣りということで「運」も絡んできますが、果たしてどうなったのでしょうか?
まずは、定点お決まりの水質調査です。
風が強い中一年生もちゃんと話を聞いてくれて、とてもスムーズにいきました^^
一年生も協力的で、とても安心しました!
次からは、一人で出来るようになってくれたでしょうか?
さて、水質調査が終わったので、定点調査の釣り開始です!
水質調査の時から、早くしたかったのでしょう。みんなそわそわしてました!
良い天気の中、釣りの準備^^
自分たち先輩は、一年生に定点の楽しみを知ってもらいたいねと思っていましたが、
なんと言っても「釣り」の為にそこは運任せ。
さて、みんなが釣りの準備が出来たのでさっそく海に投擲しに行きます!
ここからが問題です。
果たして釣れるのか・・・・・・
自分も釣りをしながらチラッチラッと一年を見てしまいました。
この心配はすぐに三保の風と共に流されました。
おお!釣れてる!!!
後ろからも「やったーーっ」という声。
一度釣れ始めると、釣れる釣れる!!!
今日の真崎はいつもと違うようです
大きいキュウセン(18.5cm)も釣れましたよ!!
5月度の真崎定点は、周りの目から見ても成功と言って良い釣果でした!
採取できた生物は
キュウセン、キタマクラ、シロギス、カワハギ、クサフグ、ハゼsp、コチsp
と、種類も豊富でした!
一年生もたくさん釣れたことに満足だったようで、先輩である私たちもホッとしました。
今回の定点は、天気も良く釣果があったため一年生ともたくさん絡むことも出来ましたし第一回目としては上出来だったように思いました。
まさに海は何があるかわからない、そう「三保マジック」を感じた定点でした!
以上、5月度真崎定点についてのお知らせでしたぁ~!
30分間の採集時間はあっという間。
先月とは打って変わって緑が目立つ季節になってきましたね。
(写真上、塩田川 写真下、庵原川)
寒いのが苦手なのでいまだに上着を羽織ったりしているのですが、この日はそんな私でもTシャツ一枚で暑く感じられるほどでした。
さて、そんな5月の定点調査は新入部員たちの初陣でもあります。
今回私たちが行った地点は車で行く場所。当然いける人数も限られてしまうのです・・・
しかし!その分マンツーマンで教えられるので、水質調査のやり方から同定方法、どんなところに魚がいるかまでみっちり後輩に教えてきました!
ぜひ学んだことをほかの部員にも伝播していってほしいところです。
まず最初に向かったのは塩田川。
いつものように水質調査を終え、いざ水に入ってみると・・・
も、藻がすごい・・・
場所によっては写真のように「アカムシ(ユスリカの幼虫)」がわいているところもありました。
実はこのアカムシ、川の水の状態を表すパラメーターのような生物なのです。
こいつがいるということは通常の生態サイクルで分解できる以上の有機物(栄養のようなもの)が水中に有り余っているということ。
流れのある場所にはこのようなことはなく、ながれがほとんどないところでこういった状態が見られました。
こうやって川の状態をよーく観察するのも私たちの活動の一環と言えます。
今の現状からどんなところにどんな種類の生物がいるかを考えていくんですね。
たとえば、一見状態は悪く見えるこの川ですが、藻の下に網をいれてやると・・・
流れのよどむ泥地を好むマドジョウや、豊富な栄養を求めてやってくるモクズガニなど、割と生き物はいました!
また、多種多様なヤゴがとれたり・・・
おもしろいですね。
個人的に泳ぐ魚をあまり見ることができなかったのは残念ですが・・・
次に向かったのは庵原川。
同じように水質調査から始めるのですが、2地点目になると調査も採集も計測も手慣れたものですね(笑)
まず顔を見せてくれたのは 、その模様と愛嬌さが素敵なヌマチチブ!
」「
立派な背びれをもつオスですね。
大きな石が転がる流れの緩い深みにこの個体以外にも大小多く見られました。
次に多くみられたのは模様が特徴的なシマヨシノボリ。
この個体は特におなかが青くて綺麗でした。
シマヨシノボリは下の写真のようなところに多く見られましたね。
最初に見られたヌマチチブとは対照的な場所でとれたので、きちんとすみわけしているようです。
この川は最初の川よりも特徴がはっきりしているので、目的をもって生物を探すことができる川だと私は個人的に思っています。
今回人数が少なく、やることも多かったのですが本当にお疲れ様でした!!
(この二人、どこか似ていると思うのは筆者だけでしょうか?笑)
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