東海大学・海洋学部・清水の地で川や海で採取を楽しむサークル"水棲環境研究会"の活動ブログ!
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こんにちは、今日のブログでは先日参加させていただいた「麻機遊水地自然再生シンポジウム」についてお伝えします!
先日、と言っても日付は随分遡り…12月15日になりますが…遅くなってすみません…
さて、早速ですがこのシンポジウムの主題はズバリ!麻機遊水地の自然を語る…ということで、我々水棲研も毎月の定点調査でお世話になっている麻機遊水地の自然環境についてです。タイトルそのままですね。
植物と生物について、外来種をどう駆除するか?減りゆく在来種をどう保護するか?増え続け害をなす在来種については?などといったテーマのもと5つの講演と、参加者によるディスカッションがありました。
こちらが会場の様子。ご年配の方が多かったので緊張しました…
それでは今回の講演で印象に残ったお話をいくつかご紹介します。
まずは水棲研おなじみ?生物部門。
麻機で見られる外来種で今回特に詳しくお話があったのは「ミシシッピアカミミガメ」についてです。ミシシッピアカミミガメとは皆さんご存知ミドリガメのことですが、ペットとして多くの方に愛されている生物だと思います。
しかし小さい頃は可愛かったミドリガメも、何年も経てば大きく育ち手におえないほどに…そうして捨てられてしまったミドリガメが麻機だけでなく日本全土で分布を広げ、大変問題になっています。
最近輸入禁止になり、特定外来生物にも認定されてしまいましたね。今飼育している方は生涯可愛がってあげてください。ミドリガメに限らず、大きくなったからといって逃がしてしまうのは可哀想ですし、何より犯罪になってしまいます。
(2014年2月14日追記)環境省によりますと、2014年1月9日の時点ではミシシッピアカミミガメを輸入・飼育等を禁止にする「特定外来生物」に指定する方針を固めたのみであり、特定外来生物には指定していないとのことです。そのため、今のところ輸入、飼育共に全く問題ありません。しかし、ミドリガメが特定外来生物並に、在来種への悪影響を与える可能性があることには変わりないので、ミドリガメを野外に放つことは絶対にやめましょう。また、誤った情報を載せてしまい大変申し訳ございませんでした。
生物を飼育する際にはその生物が最大どの程度まで成長するのか、生涯飼育が可能であるかをまず考えましょう!
かくいう私もナマズなどの大きく成長する魚が好きなので耳が痛いです、はい…私は自宅で飼育できない生物については水族館やペットショップに会いに行くことでなんとか我慢しています。
では、次に植物部門。
様々な植物が見られる麻機遊水地ですが、今回聴いたお話で特に印象深かったのは浮草についてです。浮草だけでも種類は多様で、もちろんこれにも在来種と外来種があります。
麻機遊水地で見られる浮草で重要視されているのがこの3種。
会場に実物のサンプルがあったので皆さんも見比べてみてください!

こちらは第1工区で採取されたというアイオオアカウキクサ。外来種です。
本種により在来していたアカウキクサが見られなくなってしまったそう。
そしてこちらがそのアカウキクサ。もちろん在来種で、絶滅危惧ⅠB類に認定されています。
現在は第3工区にわずか見られるだけになってしまったそうです。
最後にオオアカウキクサ。こちらも在来種で絶滅危惧Ⅱ類に認定されています。
こちらの写真は富士宮にあるクレソン畑の湧水のあるところに生育していたものだそうです。
この他にも麻機遊水地にはいくつもの絶滅危惧種が見られますが、外来種による侵食でどんどん数が減っているということです。今回のシンポジウムを開催された自然環境協議会の方々で保全活動をされているということなので、私たち水棲研でも参加していけたらと思います!
最後に宣伝?になりますが、来る1月19日(日)に麻機遊水地で行われる「柴揚げ漁」というものに早速参加させていただきます!わーい!
麻機遊水地の第3工区で9時30分から、お申し込みは不要だということですので気になる方は是非!是非!ご参加ください!
それでは長くなってしまいましたがこの辺で!
次回からは迅速な更新を心がけます…反省しています…すみませんでした…
では!!!!!!
先日、と言っても日付は随分遡り…12月15日になりますが…遅くなってすみません…
さて、早速ですがこのシンポジウムの主題はズバリ!麻機遊水地の自然を語る…ということで、我々水棲研も毎月の定点調査でお世話になっている麻機遊水地の自然環境についてです。タイトルそのままですね。
植物と生物について、外来種をどう駆除するか?減りゆく在来種をどう保護するか?増え続け害をなす在来種については?などといったテーマのもと5つの講演と、参加者によるディスカッションがありました。
こちらが会場の様子。ご年配の方が多かったので緊張しました…
それでは今回の講演で印象に残ったお話をいくつかご紹介します。
まずは水棲研おなじみ?生物部門。
麻機で見られる外来種で今回特に詳しくお話があったのは「ミシシッピアカミミガメ」についてです。ミシシッピアカミミガメとは皆さんご存知ミドリガメのことですが、ペットとして多くの方に愛されている生物だと思います。
しかし小さい頃は可愛かったミドリガメも、何年も経てば大きく育ち手におえないほどに…そうして捨てられてしまったミドリガメが麻機だけでなく日本全土で分布を広げ、大変問題になっています。
最近輸入禁止になり、特定外来生物にも認定されてしまいましたね。今飼育している方は生涯可愛がってあげてください。ミドリガメに限らず、大きくなったからといって逃がしてしまうのは可哀想ですし、何より犯罪になってしまいます。
(2014年2月14日追記)環境省によりますと、2014年1月9日の時点ではミシシッピアカミミガメを輸入・飼育等を禁止にする「特定外来生物」に指定する方針を固めたのみであり、特定外来生物には指定していないとのことです。そのため、今のところ輸入、飼育共に全く問題ありません。しかし、ミドリガメが特定外来生物並に、在来種への悪影響を与える可能性があることには変わりないので、ミドリガメを野外に放つことは絶対にやめましょう。また、誤った情報を載せてしまい大変申し訳ございませんでした。
生物を飼育する際にはその生物が最大どの程度まで成長するのか、生涯飼育が可能であるかをまず考えましょう!
かくいう私もナマズなどの大きく成長する魚が好きなので耳が痛いです、はい…私は自宅で飼育できない生物については水族館やペットショップに会いに行くことでなんとか我慢しています。
では、次に植物部門。
様々な植物が見られる麻機遊水地ですが、今回聴いたお話で特に印象深かったのは浮草についてです。浮草だけでも種類は多様で、もちろんこれにも在来種と外来種があります。
麻機遊水地で見られる浮草で重要視されているのがこの3種。
会場に実物のサンプルがあったので皆さんも見比べてみてください!
こちらは第1工区で採取されたというアイオオアカウキクサ。外来種です。
本種により在来していたアカウキクサが見られなくなってしまったそう。
そしてこちらがそのアカウキクサ。もちろん在来種で、絶滅危惧ⅠB類に認定されています。
現在は第3工区にわずか見られるだけになってしまったそうです。
最後にオオアカウキクサ。こちらも在来種で絶滅危惧Ⅱ類に認定されています。
こちらの写真は富士宮にあるクレソン畑の湧水のあるところに生育していたものだそうです。
この他にも麻機遊水地にはいくつもの絶滅危惧種が見られますが、外来種による侵食でどんどん数が減っているということです。今回のシンポジウムを開催された自然環境協議会の方々で保全活動をされているということなので、私たち水棲研でも参加していけたらと思います!
最後に宣伝?になりますが、来る1月19日(日)に麻機遊水地で行われる「柴揚げ漁」というものに早速参加させていただきます!わーい!
麻機遊水地の第3工区で9時30分から、お申し込みは不要だということですので気になる方は是非!是非!ご参加ください!
それでは長くなってしまいましたがこの辺で!
次回からは迅速な更新を心がけます…反省しています…すみませんでした…
では!!!!!!
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2012年12月21日土曜日、時刻は午前十時、筆者の朝は遅い。
創業者フェアはすでに始まっていた。
昨日の状況を思うと向かう足取りが重い。午前十一時、恐る恐る会場内へ入ると、そこには完成された水槽が並んでいたのであった。
一年生だけ、しかも川班もいないという中で、なかなかの水槽が出来上がっていた。
まずは、新川を再現した水槽から、
底面フィルターが上手く機能しない、レイアウトが足りないと、問題だらけの水槽であったが、外部フィルターに変更し、昨日の夜にレイアウト素材を調達したことにより見事完成した。岩の隙間にアユカケが隠れていたりと、新川らしい水槽に仕上がった。
↑分かりづらいですが、アユカケがいます
続いて大沢川水槽
新川水槽と比べて遊泳魚が多く入っており、「魚は泳いでいないと魚として認めないわ」と言うおばさま達に好評な水槽であった。
泳いでます、オイカワが泳いでおります。
そして、最後に麻機(あさばた)遊水池水槽
え?汚くね?? と言われてしまいそうな水槽 (季節の関係で良いレイアウト素材がなかったのか、制作者のセンスが無かったのかは分からないが、後者が原因である説が有力である。) ではあるが、ある意味忠実に再現されていると言えよう。冬の麻機の寂寞とした雰囲気がひしひしと伝わってくる。
麻機遊水池ではタイリクバラタナゴやライギョといった外来種が多く生息しており、在来種に影響を及ぼすということで最近、麻機遊水池再生計画プロジェクトにおいて駆除されている。
顔を覗かせるライギョにキュン死に。
準備期間も短く、川の環境再現を初めて行った部員がほとんどの中で、これだけの水槽を作り上げたことを、褒めてあげたい。今回参加してくれた一年生達、お疲れ様でした。
日々成長していく水棲研の活躍に今後もご期待ください。では…
環境再現に暑き情熱をかける
水棲研部員の物語 〜完〜
…
ということで、創業者フェアは無事終えることができました。今回のイベントは本当に楽しく、
マッサージを受ける部員もいれば、
自衛隊による、『原子力発電所を制圧したテロリストを撃退する体操』を一緒にやってみたり、
子供と戯れたりと、いろいろはっちゃけていました!(笑)
美味しいお弁当や美味しいメロンパンも頂いたりと、大満足のイベントでした!関係者の皆様、ありがとうございました!!
最後には恒例の記念撮影
みんなでイエーイ⤴⤴
この時一人だけ部員がいなかったことには気付くのは、だいぶ経ってからだったという…
12月21日(土)に、清水産業情報プラザにて「創業者フェア」というイベントに参加して参りました!

今回のイベントでは、顔合わせや水槽の立ち上げなどを一年生を中心に行いました!!
…
準備は前日から行われ、五時半という少し遅い時間からのスタートであった。今回展示する水槽は川の再現のみで、水槽の数は三つと多い訳ではない。いつも通り順調に作業は終わると思われた…
気づけば時刻は九時を回っていた。
この時点で形になったのは二つ(正確にいうならば一つ)。用意していた底面フィルターが機能しない、レイアウト素材が足りないなど様々な問題が一年生達を苦しめた。作業が思うように進まない中、空腹もあり部員達の苛立ちはピークに達していた。緊迫した空気が張りつめる中、部員達を救ったのは…差し入れであった。

空腹は満たされたものの、相変わらず水槽は出来上がらず、その時、時刻は十時を過ぎていた。作業の時間も限られている。誰もが早く帰りたいと思う中、部員の一人はこう言った
「妥協は…許さない…」
これが、水棲研スピリット。お客さんに最高の水槽を見てもらいたい、そんな気持ちから出た言葉であった。
そんな熱いコメントをしてくれた彼は落花生の殻を割る職人になっていたのであった…

結局、水槽は完成せずにその日の準備を終えたのであった。

後半へ続く
今回のイベントでは、顔合わせや水槽の立ち上げなどを一年生を中心に行いました!!
…
準備は前日から行われ、五時半という少し遅い時間からのスタートであった。今回展示する水槽は川の再現のみで、水槽の数は三つと多い訳ではない。いつも通り順調に作業は終わると思われた…
気づけば時刻は九時を回っていた。
この時点で形になったのは二つ(正確にいうならば一つ)。用意していた底面フィルターが機能しない、レイアウト素材が足りないなど様々な問題が一年生達を苦しめた。作業が思うように進まない中、空腹もあり部員達の苛立ちはピークに達していた。緊迫した空気が張りつめる中、部員達を救ったのは…差し入れであった。
空腹は満たされたものの、相変わらず水槽は出来上がらず、その時、時刻は十時を過ぎていた。作業の時間も限られている。誰もが早く帰りたいと思う中、部員の一人はこう言った
「妥協は…許さない…」
これが、水棲研スピリット。お客さんに最高の水槽を見てもらいたい、そんな気持ちから出た言葉であった。
そんな熱いコメントをしてくれた彼は落花生の殻を割る職人になっていたのであった…
結局、水槽は完成せずにその日の準備を終えたのであった。
後半へ続く
7日、東海大学付属翔洋高校で行われた「ドリームサイエンス2013」で水棲研が展示を行いました!
会場の準備は前日から行われました。先週行われた産業フェアでの展示よりも水槽の数が増えたので大変でした。
楽しい展示にするには水槽以外の装飾にも気を配ります。生き物の説明だけではなく、サークルの活動写真も展示するんですよ~。
そして翌日・・・
今回、展示場所が玄関入っていすぐと、超☆優☆遇されていたのでたくさんの人に見ていただきました!
こちらは貴重な軟骨魚類成分であるドチザメ(手前の魚)の水槽です!・・・が、前日部員が捕獲した巨大コチ×3のせいで少し見劣り気味だったかも・・・。一番でかいコチは50センチ近くありました!実物を見るとかなりの迫力です!
実はこのドチザメ、学祭でもタッチプールに入っており、部員によってこの日まで大切にキープされていた個体です。
ちなみにこの水槽にはコガネガレイも隠れています。この写真の真ん中らへんに目玉があるのがわかるでしょうか?
最後はみんなで記念撮影!お疲れ様!
先週が産業フェアでの展示と、休みがほとんどない状態での今回の展示でしたが、どの水槽もかなりのクオリティだったと思います!各水槽の写真は後日ホームページに載せる予定です。
そして今週末の12月21日には、静岡市清水産業・情報プラザで行われる「清水産業・情報プラザ創業者フェア」にて展示を行います。 産業フェア、ドリームサイエンスに来た方も来ていない方も、是非水棲研の今年最後の展示をご覧下さい!
11/30(土)、12/1(日)の二日間にわたって「産業フェアしずおか」に参加してきました。
準備はその前日からスタートしました。
ここ最近計画・準備に追われていたので、その集大成をするべくみんな気合い十分です。
苦労してこの日のために用意したものを楽しみながらも手際よく配置していきます。
そして初日。
会場は多くの来場者であふれ、水棲研のブースにもたくさんの方がいらっしゃいました。
それでは展示の一部ですがご覧ください。
田んぼを再現した両生類水槽。
アカハライモリとヌマガエルが入っています。
淡水は60cm水槽ふたつで、まずは新川水槽。
ウグイやオイカワをはじめ、アユカケやカワアナゴなどの底魚を入れて清流を再現しました。
そして評判の麻機水槽。
アメンボ、モツゴやメダカ、そしてカムルチーが入っています。
浮き草や水生植物、バックの写真がいい感じです。
水棲研は麻機遊水地の再生計画に参加しています。
今後の活動にも注目です。
海水からは渾身の90cm妻良水槽。
ソラスズメダイ、キンチャクダイ、トラウツボなどがキレイで存在感抜群です。
静岡県の海でもこんなにキレイな海水魚が見られるんです。
そして今回、展示したのは水槽だけではありません。
ふだん採集で使っている道具や活動の内容、写真も展示しました。
来てくださった方には水棲研について色々知って頂けたことと思います。
今年初めて参加したこの「産業フェアしずおか」。
楽しかったし、無事展示も終わったし、大成功だったといえるのではないでしょうか?
部員のみなさん、ご苦労様でした。
並びに御協力頂いた関係者のみなさん、御越し下さったみなさんに大変感謝いたします。
ここでお知らせです。
遅くなってしまいましたが、今週12/7(土)に東海大学清水キャンパスで行われる「ドリームサイエンス2013 in Shimizu」にて水棲研が展示をします。計画・準備をすすめ、よりたくさん水槽&レベルの高い展示をするつもりです。楽しいイベントや色んな団体が参加するみたいなので、興味を持たれた方は是非いらしてください。たくさんの方の御越しを御待ちしております!!
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