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東海大学・海洋学部・清水の地で川や海で採取を楽しむサークル"水棲環境研究会"の活動ブログ!
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こんにちは!
6月に入り、いよいよ夏も近づいてきましたね。暑いです!
良い天気に恵まれ、川で水遊びをする小学生もいました。
絶好の川びよりですね(笑)

さて、今月の定点調査の報告です。
第一地点は塩田川です。
ご覧の通り、水がとても少ないです。石が露出し、藻が干上がっていますね。
梅雨の時期の割りに降雨量が少なかったことが原因ですね。
さらには魚の姿がほとんど見られません。これはまずいです…。
魚の死体も見られないので、水量が減少したことに危機を感じて下流へ避難したのだと考えられます。
定点地点より少し下へ降りるとオイカワなどが目視できました。

水質ですが、pHがなんと9.0もありました。
これも、水量が少ないことが原因で、農薬などが濃縮されたためと考察しました。


こんな状況です。(汗)
採集をしようにもタモ網には藻ばかりが入り、鬱陶しいです。とても。(汗)


普段はたくさん泳いでいるオイカワも、今回は3匹しか採れませんでした。
しかし、そんな状況でもモクズガニさんは変わらずたくさん採れました。彼らはたくましいですね。
それとも単に動きが遅いため逃げることができないのでしょうか(笑)
ほかにはアブラハヤが3匹、シマヨシノボリ3匹、スミウキゴリ1匹、その他サワガニやアメリカザリガニが採れました。


見てください、ちょっと変わった色をしたモクズガニですね!!
ただそれだけです…。


地点を移ります。続いては庵原川です。
草が茂っており、生物が隠れる場所が豊かになりました。



こちらも塩田川と同様にpHが9.0と、とても高い値になっていました。
…青い…。
生活排水が流入していることも原因と考えられます。


先ほどの塩田川とは異なるのは、比較的魚種、魚の数が安定していることです。
pHの変化はそれほどまでに魚には影響していなさそうです。
ボウズハゼが採れました。感動です。


W氏もたのしそうです(笑)
採れた生物は先ほどのボウズハゼ1匹に加え、テナガエビ2匹、ミナミテナガエビ1匹、モクズガニ3匹、ヌマチチブ6匹、ゴクラクハゼ1匹、ウナギ1匹、ミゾレヌマエビ多数、ヒメヌマエビ2匹でした。

調査とは無関係ですが、シマヘビやカエル、トカゲなども見られました。
生態系が豊かですね。

今回の定点調査の塩田・庵原組はこの良すぎる天候の中、総員4名と少ない人数での活動となり、更には水質は悪く魚の採れないといった状況でもあったため苦労しました。
しかし、それだからこそ多くのことを考えさせられました。
また、個人個人がより多くの意見、考察を出し合うことができたため、充実した定点調査になったと思います。
次回来るときは今回のような川の状態が回復していることを願っています。
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