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東海大学・海洋学部・清水の地で川や海で採取を楽しむサークル"水棲環境研究会"の活動ブログ!
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こんにちは!

19(土)に麻機遊水地で行われた釣り体験教室に参加してきました。

ただ、空はすこし曇りぎみ…


しかーし、日本ヘラ鮒釣り研究会さんが釣竿や練餌を用意して下さり、参加していた子供たちも釣りを楽しんでいました。


日本ヘラ鮒釣り研究会さんということもあり、竿や竿置きもかなり本格的!
普段見ることのないものばかりで僕らも勉強になりました。

こんなにかっこいい竿置きを使っているのを見るのも初めて!
きっと子供たちも自然と触れ合う楽しみを体験できたことでしょう。


そんな中、僕たち水棲研は釣りの邪魔にならないところで胴長と網といういつものユニフォームに着替え池をガサガサ

というのも、今回は静岡大学の加藤教授が来てくださり、釣りを楽しみながら麻機遊水地の外来種問題を子供たちに知ってもらおうという企画で、実際に外来生物を見てもらうためです。

水棲研の名に懸けて採らないわけにはいきません!

と、ガサガサしているとミナミヌマエビやモツゴなど麻機では定番のいきものたちが顔を見せてくれました。

すると、一緒にガサっていた子供がきれいな婚姻色が出たヨシノボリを採集。

いつもどおりのシマヨシノボリか何かだろうと思ってよく見てみると…


部員一同、種の同定が出来ない・・・
なんだこいつ!?わからん。シマヨシでもカワヨシでもないし。

何だろうと思っていると麻機協議会さんが発刊した麻機の生き物図鑑によると
トウヨシノボリの池沼型と呼ばれるものらしいではないか。

たしかに尾の橙色がキレイ!

本来孵化後に海へ一度下るトウヨシノボリですが、麻機遊水地などの海へ下ることが出来ない環境に適応した、いわゆる陸封型とのこと。

しかし、ヨシノボリの分類も突き詰めるとキリがないという意見もあるそうで、ヨシノボリという大きなくくりもアリという意見もあるぐらいヨシノボリの仲間の地域変異は非常に多様性に富んでいることがよりいっそう分かるいい機会になりました。

そして、採れた外来種は、
ブルーギルとカダヤシ、アメリカザリガニ。


ヘラブナの釣果は・・・マブナが1匹。


とりあえず部員と記念撮影。

最後には加藤教授による外来種の説明が行われ、採れたものを持ち帰ると犯罪になることもあるので、いきものに興味を持って気を付けましょうということを仰ってました。

僕ら水棲研の紹介もしてくださり、ありがたい限りです!

今回もいいお話が聞けて僕らも勉強になることがたくさんあり、とても有意義な一日になりました。





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